開発者コラム 開発者へのインタビューや、デナトロンでプチ実験した記事を掲載

伸び~る導電塗料!ストレッチャブルへの道

今回は導電性ポリマー塗料、デナトロン(Denatron)の伸縮追従するグレード「SPS-800」をご紹介します。

まずは動画を見ていただくのが分かりやすいと思います。

理科の実験の直列回路で、電球が付くかやったことがある人は多いかと思います。
デナトロンをコーティングしたウレタンゴムは、電極をつなぐとLEDランプが光り、通電していることがわかります。

そして伸び縮みさせてもLEDが消えず、導電性が保たれていることがわかります。
これはどんな材料でもできることではなく、電気をよく通す金属膜ではわずかなひずみでクラックが入ってしまい、導電経路が途切れてしまいます。
柔軟性、伸縮性に優れている導電性ポリマーだからこそ、これほどまでにゴムに追従できます。

しかし、導電性ポリマーといえど、伸縮するとだんだん導電率が下がってきてしまいます。
デナトロンSPS-800は独自の配合によって伸縮を繰り返しても、導電性が保たれるよう改良したグレードです。

近年、エレクトロニクス業界ではフレキシブル(柔軟)を超えるストレッチャブル(伸縮)な材料の研究が進んでいます。
曲がるディスプレイ_36278009_S.jpg
有機ELを使用したディスプレイもぐにゃっと曲がることで有名ですね。
さまざまな形のウェアラブル端末(身に着けるコンピューター)も開発が進んでおり、伸縮性を持ち、身体にフィットすることが求められます。

これからもエレクトロニクスは形が変えられる、しなやかなデバイスが増えてくると予想される中、導電材料も自在に形を変えられるようになることは必然の流れです。
これからもナガセケムテックスは新しい材料の開発・挑戦を続けていきます!


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