用語解説 デナトロンや周辺部材にまつわる用語を掲載

か行

基材(きざい)
塗工液が塗られる側(成膜される側)のフィルム状またはシート状の材料をいう。
例)PETを基材としてデナトロンを塗工する。
キャリアテープ(きゃりあてーぷ)
半導体やマイクロチップ(ICチップ)などの電子部品を輸送・保管する際に使用されるテープ。 テープ状に一定間隔で部品が収まるくぼみがあり、任意のサイズでカットできる。 精密部品の輸送に使われるため、ホコリ付着、静電気によるスパークが嫌われ、帯電防止加工されているものも多い。
屈折率(くっせつりつ)
屈折率イメージ図 真空中の光の速度を物質中の光の速度で割った値で、物質中での光の進み方の指標となる。
光(波長)は真空(実用的には空気)中ではスムーズに進むが、物質中では抵抗があるため、速度が落ちる。そのかわりに進む方向を変える(屈折する)ことで、近道して速く抜けようとする。
物質の屈折率の値が高いほど、光の入射角に対しての屈折が大きくなる。

物質の屈折率が高くなると、空気との屈折率の差が大きくなり、反射率が大きくなる。
反射率が大きくなると、透過率は下がる。ダイヤモンドは屈折率が2.42と非常に高く、光を反射しやすいのでキラキラする。
光学関係の材料は透過率が重要視されており、屈折率や塗膜の膜厚を調整することで、透過率を上げることができる。
グラビアコート(ぐらびあこーと)
グラビア印刷、凹版印刷ともいう。 塗工液が乗る部分(版)が凹状になっており、そこに基材を押しつけ、液を転写する。 凹版の深さに変化をつけることで液量(膜厚)が調整でき、高精細印刷が可能。 装置はグラビアコーターという。
蛇足だが、雑誌のグラビアはこの高精細な印刷方法を使って刷られたことから来ている。しかし、今は他の印刷技術が発展し、ほとんどがオフセット印刷となっている。
光学フィルム(こうがくふぃるむ)
ディスプレイなど、光を透過や反射吸収する用途のフィルム全般を指す。 透明性やヘイズ屈折率など光に対する物性が重要視される。